娘が小学校6年の時、広報委員になりました。
制作を外注に出す費用がないので自分たちで作りたい!というお話でした。小学生にありがちですが、学校から配布される印刷物が親に届かずランドセルの中でグチャグチャになってたりして、広報誌って何?と質問された事もあります。
それでもPTAの活動を父兄の皆様に伝えていきたい!という熱意ある広報委員の方々がいるから続いている学校の広報誌です。
印刷物の制作をやっている人間として言わせていただくと、学校広報誌制作は実はものすごく大変です。
(1)データのやり取りの難しさ。私は基本的にオリジナルでなくても記録媒体(SDカードやUSB)をお預かりしないことにしています。そして広報委員の皆さまがアップロードできる手段がそれぞれ違ったりするので、とても悩ましいです。
(2)広報誌の構成にもよりますが、会社広報誌よりもはるかに掲載写真が多いです。広報委員の皆様が撮影するので撮影者が多数。つまり画像の解像度がそれぞれ違うし、色味も違います。同じカメラで撮影していれば、一括処理できますがそれができないので全て確認し印刷用に変換します。
(3)原稿もおおよその文字数を決めて依頼するのですが、ものすごく多かったり少なかったりする事も多いので、どうやってまとめるかな〜と毎回悩みます。
(4)広報委員内で校正は2回から3回。掲載不可の生徒もいるので、最終校正は学校側に依頼します。皆様とてもお忙しいので通常の校正よりもかなり時間をとります。
小学校の時は委員として無償で制作しましたが、あまりにも時間と手間がかかったため、今後一切広報委員会には入らない!と宣言。
中学3年間は制作外注として引き受けました。あくまでもPTA予算内の金額です。娘が中学卒業しても、引き継げる方が決まるまでというお約束で、広報誌制作は今年も受けています。
高校では広報委員になりました。理由はコロナ禍でも撮影隊として入れるから。そして制作は外注に全部丸投げしてると聞いたから。全然丸投げではありませんでした(T ^ T)。というか丸投げの意味が違うのかも。
小中高と広報委員に関わってきましたが、引き継ぎがうまくいかないので、メンバーが変わるとまた一から。そうなると広報委員の負担はやはり大きいし、ネット配信がメインになってきていることを考えると広報誌のあり方が問われているのが現実だと思います。
などなど考えていたら、一つ企画を思いついちゃいました。
決まったらこちらでまたお知らせいたします!